安藤美姫さんの決断

 アイス・スケイターの安藤美姫さんが出産した事を発表すると、一部マスコミが「父親は誰だ?」と騒ぎ立てている。ネット上でも、皆さん余程ヒマらしく、「にわか安藤美姫評論家」達が、せっせセッセと書き込んでいる。

 そういうのを昔から下衆の勘繰りと言うのだ。実にくだらん!父親が誰だ?って騒ぐのは余計なお世話。どうでもいい話。

 それよりも、この世に新たに加わった生命を祝福しようではないか!

 安藤さんが国際舞台で日本代表として活躍している時は、ナンダカンダ、万歳三唱!と囃し立てていたのに、そうでなくなると重箱の隅をつついて“非”をなじる。悪い癖だ。
 
 安藤さんの「報道ステーション」におけるインタヴューを見ていたので、その時の表情をはっきりと覚えている。彼女はとても苦しい経験をしたようだ。それは、彼女が多くを語らずとも見る側に充分伝わってきた。

 安藤さんは苦しい恋愛を乗り越え、中絶手術を周りから言われても、それに耳を貸すことなく出産という「大事業」を成し遂げたのだ。そして、再び銀盤に立ったのだ。

 苦難の道を力強く進む彼女を賞賛する事はあっても、なんやかや言う権利は僕達にはない。あるはずがない。

 私達は、アスリートの安藤さんの今後を温かく見守ろうではないか。

 twitterで面白い、的を射ている書き込みを見たので御紹介しよう。

 若く産んだら”若すぎる”
 遅く産んだら”遅すぎる”
 一人産んだら”一人だけ?”
 沢山産んだら”やってける?”
 一人で産んだら”父親は?”
 産まなかったら”かわいそう”

 とかくこの世は棲みにくい。


万歳、アベノミクス!

 アベノミクスが着実に浸透してきた。

 大企業の景況感が、グ〜ンとアップ。兜町(最近は、多くの人がPCの前)周辺では株価がどれほど上がったとほくそ笑む人の姿が増えている。デパートでは高級品が、レストランでは高価な食事が売れ行き好調との事だ。

 私達庶民もアベさん、あなたのお陰でアベノミクス効果を実感できるようになってきました。

 中小企業が依然として苦しむ姿を見て、子供や若者達は「一生懸命勉強して大企業に入らないとダメだ。勉強しよう」とやる気を出している。

 またオネエチャンたちも「男どもに高い贈り物をさせて、美味しい料理を御馳走させよう。あわよくば、高級車くらいプレゼントさせちゃえ」と、“お絵描き”に熱心になったので、街の空気が心なしか明るくなってきた。化粧品の売れ行きも好調のはずだ。

 日常生活を見てもそうだ。買い物に行けば、小麦粉を使った製品が“装いも新た”に陳列され、加工肉製品(ハム等)もぐっと“スリム”になった。輸入品コーナーも次々に新しいタグ(値札)に付け替えられて活気が出てきた。見ているだけで心なしか気分が弾んでくる。

 冗談はこのくらいにしよう。

 もう既に始まった値上げラッシュは、参院選後はさらに加速するだろう。そして、その勢いで来春消費税を上げられれば、悲惨な状況になるのは誰にでも容易に想像がつく。

 オーストラリアなどの例を挙げて、「インタゲ(目標値付きのインフレ)だから物価急騰になどならない。大丈夫」と確証も無いのに言い触らす評論家・学者・政治家がいるが、資源を輸入に頼るわが国は、70年代に起きた石油ショックや大豆ショックのような不測の事態が起きれば、ひとたまりもない。

 霞が関の官僚の多くは、個人的に話し合うと、以前から「年金問題を切り抜けるには強制インフレしかない」と言ってきた。もちろん、公的な場でそのようなことを言うはずも無いが、「金の価値を下げることしか解決策は他にない」が本音なのだ。

 年率20%もの狂乱インフレを体験した者のひとりである私は、その恐ろしさをいまだ鮮明に覚えている。だから安易なインフレ誘導には絶対反対の立場をとる。


子供の成長

 先程までスカイプを使って英会話授業をしていた高校3年生のR君が、「米国の大学に行き、国際関係を勉強します。将来は国連で戦争に関わる仕事をしたいです」と宣言してくれた。

 そういう子は、私の経営していた英会話学校にはこれまでにもたくさんいた。共通するのは成績優秀な生徒だ。しかし、R君は決して順調な成長の仕方ではなく、中学の時にはパソコン・ゲイムにはまって数十万円課金されたり、教師からにらまれて母親が僕に毎日のように相談の電話。一時期「ホッと・ライン」状態になったような子だ。高校受験も失敗の連続で“滑り止め”で拾われた形だった。

 しかし高校に入ると、母親が一人っ子であるR君がエリートコースに進む事にようやく“諦め”がつき口出しをやめると、彼の成長が始まった。

 英語が得意科目なのは中学生の時から変わらないが、ここのところでグンと力を付けた彼は、僕の用意する英文新聞記事をかなり理解できるようになってきた。従軍慰安婦問題にも必死に食らいついてくる。

 子供や若者の成長は、見ていて本当に楽しいもの。それを実感できる立場にい続けられる事に感謝する毎日だ。

 親や教育者の役割について様々な意見があるが、ホント、親の先回りは最悪。子供の成長を先に回ってその芽をつんでいるからだ。子供の伸びる時期は千差万別。「おやじ、おふくろのいい背中」を見せてやり、彼らが自分で動き出そうとしたら、さり気なく応援をしてやる…そんな姿勢でいることが求められる。

 レッスンの最後に思わず「僕は君の事を誇らしく思う」と言った。照れ笑いする彼の顔が可愛かった。

世にも不思議なノラ猫のはなし

【先日、ノラ猫の「中村さん」の世にも不思議な話を書きましたが、再度彼女は驚くべき行動に出ました。暗いニュースが多いご時世ですが、連日のように信じ難い御伽噺を届けてくれる中村さんの後日談を含めて書き直しました。御笑覧ください】

 話は約半年前に遡る。餌をやっていたオス猫(捨て猫)が「オレの彼女」てな感じで一匹のメス猫を連れてきた。ところが数日後、彼女は他のオス猫を伴って我々の前に現れた。

 その頃、裏山では、繁殖期を迎えた捨て猫や鹿などが毎夜狂騒劇を繰り広げていた。数日後、「中村さん」と名付けたメス猫は他のオスを連れてきた。小柄だが、闘いを勝ち抜いた者のみが持つ鋭い視線と動じぬ姿勢の「三河武士」を連想させる猫だ。我々は「第三の男」と名付けた。

 暫くすると、中村さんの腹が膨らんできた。そして彼女は2ヶ月ほど前、スッキリした姿で現れた。「大仕事してきた」てな感じで訴えてきたと擬人化する妻に、犬派の私は取り合わなかった。それよりも、捨て犬(猫)に迷惑をこうむってきた土地柄だけにノラ猫を増やして困ると言われぬかと心配した。

 それから中村さんは我が家に毎日のように餌を食べにきた。だが、仔猫の姿が見当たらない。どうしたのか?と思っていた。出産後3週間位した頃、真夜中に来た中村さんが、私に「こっちに来て」という素振りを見せた。私は,6分ついていったが、真夜中に猫と歩いていたら変質者扱いだ。諦めた

 それから10日後、そろそろ避妊手術をしないとまた妊娠してしまうと、中村さんを籠に入れて下山、避妊手術を受けさせた。道中彼女はそれまで見せた事の無い暴れ方をした。我々は、もうこれで嫌われたと覚悟した。だが、帰宅後籠から出すと、何事も無かったように甘えてきた。食事も摂った。


 食事を終えると中村さん、何を思ったか我々を誘った。「もしかしたら」と彼女についていく事にした。我が家は山の中にある。猫に連れられて我々は森や道を抜け、民家の脇を抜け、小学校の裏山を通り、4、50分後、ある家の古い納屋の前に立った。中村さんは“ニャオ”とひと声。中に入って行った。


 妻が納屋の中を見えるように私は四つんばいになり、背中に乗せた。「いるいる。かわいい子がいる」妻は興奮気味ながら声を抑えて報告した。ところが納屋の持ち主は留守で、その日の仔猫の確保はあきらめ、翌々日に出直した。出産から1ヶ月経過しているのに、家主は猫の存在すら気づいていなかった。


 家主を先頭に納屋に入ると、そこはもぬけの殻。狐につままれた気分になった。後ろ髪を引かれながらも我々はあきらめざるを得なかった。その後も中村さんは我が家に姿を見せた。第三の男も中村さんのボディーガードのようについてきた。だが、中村さんが我々を再び仔猫の所に導くことはなかった。


 だが奇跡は3日前に起きた。中村さんの姿を庭に見た私が玄関を開けると、小動物の気配が感じられた。縁の下を覗くと、仔猫のつぶらな瞳が見えた。中村さんが、遠路はるばる我が家に仔猫を連れてきたのだ。彼女が鳴くと仔猫が続々と出てきた。その数5匹。どれもがうっとりと見とれてしまう天使の様。


 仔猫たちはまだ警戒を解いてくれない。私たちの姿を見ると、縁の下に駆け込む。だから家の中から息を潜めて外を見る。その遊ぶ姿のあまりの可愛さに妻と私は心を溶かされている。中村さんの行動は未だに理解不能。ただただ感謝。好きな餌を好きなだけ食べさせている。エンゲル係数が急上昇で家計を圧迫している。


猫に化かされた?

  「事実は小説より奇なり」と言われますが、今日我々の前で展開されたこともそれに当たるでしょう。

 以前、我が家にノラ猫が来るようになったことをお伝えしました。でも、これまでに捨て猫や犬に悩まされてきた大家さんは、「居つかれるからエサをあげないで」と言われました。

やせこけて餓死寸前の「少年猫」の哀れな姿を見るに見かねて、大家さんと話し合いをして「外猫としてなら飼ってもいい。退去時には責任を取ること」で合意。えさを与えるようになりました。栄養が行き届くようになると、「ココ」と名付けた少年猫は瞬く間に立派な体格になりました。

2ヶ月ほど前、ココがもう一匹の猫を連れてきました。「これ、僕のカノジョー」と得意気でした。

大家さんとの約束がありますから、いったんはメス猫を相手にしない方針を夫婦で決めました。でも、ココは心優しく、自分に与えられたえさを彼女に与えてしまいます。そこで、メス猫を家の前に来させないように、心を鬼にして追い払うことにしました。

でも、よく考えると、メス猫が問題です。夜になると、何匹かの繁殖期のオス猫がメス猫を巡ってバトルを繰り返していたからです。下手をしたらこのメス猫が近辺にノラを増やす可能性が高いことに気付きました。そこで、方針を変更。メス猫にえさを与えて慣らしたら避妊手術をしようと決めました。

すると、このメス猫ちゃん。「恋多き女」で、ココとは違うオス猫を伴って現れました。しかも、数日後には、ココ似の「第三のオトコ」まで連れてくる始末。

しばらくすると、メス猫の腹の周りの異変に気付きました。妊娠しているのは間違いありません。

その頃になると、メス猫は僕に懐くようになり、猫にまで嫉妬心を抱く「私、ビョーキなの」妻は、「名前?この家のある地名が中村だから、中村さんで良いんじゃないの?」とヤキヤキ命名。

最初は、「そりゃあないだろう」と思っていた私も、ジェラシー妻がそう呼ぶのを見るうちに「いいかも?おもしろいな」と思うようになりました。

中村さんの腹はその後スクスクと成長。それに連れてジェラシー妻は、中村さんへの愛情が芽生え、平常時の「猫好きの素直な直子」に戻り、平穏な日々が続いていました。

ひと月ほど前、直子が嬉しそうに「中村さん、チョー可愛い。子供産んだよ!大仕事してきたよって訴えてきた」と言いました。

確かに、メス猫の腹回りはスッキリとしています。

でも、問題はその猫をどこに生んだかです。毎日数回えさを食べに来る中村さんの動きを見ていても、家の周りに生んだ気配はありません。

10日ほど前、真夜中に中村さんが来て外で鳴くので食事を与えると、中村さんは信じられない行動に出ました。私を家から離れた処に導くのです。「もしかしたら仔猫の居場所を教えてくれるのかも?」と一緒に歩いていきましたが、足に絡みついたり、道の上で腹を見せたり。進み具合があまりに遅く、また時間も午前1時過ぎでしたから追跡を諦めました。

動物病院に聞くと、メス猫は出産した後、数ヶ月で再度妊娠する可能性があると聞かされました。そこで、早く避妊手術をしなければならないと考え、半径500メートル位のご近所さんや郵便局などに中村さんの写真を持って聞いて周りました。

誰も飼っている人はいないことが確認できたので今日、動物病院に連れて行き、避妊手術をしてもらう計画を立てました。

先日のイヴェントのフリマで見つけた500円のバスケットに慣らそうと、その中に餌を必ず置くことにして今朝、バスケットに捕獲、そのまま山を下りて動物病院に一直線。連れて行きました。

突然何が起きたのか情況の把握に手間取ったのか、最初は可愛い声で鳴いていた中村さんでしたが、途中からは低くうなる様な声になり、これで我々も嫌われたと覚悟しました。

手術を終えて家に向かう車の中でも中村さんは終始不機嫌で、「もう仲良くしてもらえなくなるかも」と直子は何度も口にしました。

家に戻り、玄関で籠から出してミルクと餌を与えると、意外にも外にすぐに出してくれと要求するのではなく、大人しく腹を満たしました。

それからも、家の前でごろごろしている中村さんを見て、直子が「早く帰らないと子供達が待っているよ」と何度も言うと、中村さんは帰る気配を見せました。

「私、ついて行ってみる。一緒に行こう」と言う直子の後を僕も追いました。もちろん、中村さんが我々をどこに連れて行くかは分かりません。

以前真夜中に僕を導いて行った方向に中村さんは歩き始めました。途中、何か虫を見つけてむしゃむしゃ食べたのは、それはそれでご愛嬌です。

ただ、進む道は、森の中。足場の悪いところを、中村さんは道草を食いながら歩きます。でも終始、のどを鳴らして、時折り振り向いて我々に「こっちだよ」と言っているかのように鳴きながら歩きます。

その時点で、我々の期待はぐっと高まり、期待が確信に近付きました。アイフォーンを家においてきたことが悔やまれます。古い携帯の写メでは画質が悪すぎます。

途中、県道に出たものの、後はずっと森の中。途中、小学校の裏を通ります。丁度下校時間で、生徒と先生、それに近所の住民が校庭に集まっていました。彼らの目には、私達はどう見ても変質者。それに子供に見つかると、中村さんが警戒する可能性もあります。校庭に下りて、先生の一人に事情を話し、すぐに又山に戻りました。

森の中を歩くこと45~50分。

ついに凄いことが起こりました。民家の古い納屋の前に来ると、中村さんは我々にひと鳴き。数時間前に手術を受けたとは思えない身軽さで納屋の中に姿を消しました。

耳を澄ますと、母親の乳を求める仔猫の声。僕たちはあまりの感動にウルルン状態です。

でも、壁が高く中が見られません。下の隙間からも「声はすれども姿は見えず」。そこで僕は四つんばいになり、直子を背中に立たせました。

「いるいる。三匹いる。カワイイ子達がこっちを見ている」と直子は震える声で僕に報告します。

我々はその足で小屋の持ち主の玄関に立ちました。でも、不在で話は出来ませんでした。明日朝、訪問をして仔猫たちとの面会を果たしたいと思います。

最後にお願いです。そんな素晴らしいDNAを持った中村さんの子供です。貰い手が殺到すると思われます。家族の一員にしたい方、どうぞ私たちのところまでご連絡ください。お待ちしております。   


 


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