<< 金融機関の休眠口座制度 英国の場合 | main | 仏からの放射線防護服 倉庫に眠る >>

被災地の産品の安全性

 先ほど食事中にテレビでワイドショーを観ていたら(最近は途中で切ってしまうことが多い)、司会者とコメンテイターが口を揃えて、被災地の食材 の安全性をアピール。消費を勧めていた。だが、本当にそれでいいのだろうか。

 私は、政府、自治体の「安全基準」を信じることはない。それは大地震発生からの経緯をみれば、彼らを信用しなくなるのは当然だ。だから、原発の影響が出る恐れのある地域の農家には申し訳ないが、安全性が担保されなければ周りの人達にそのような勧め方はできない。若い世代や子供達に 対しては特に注意が必要だ。

 テレビのコメンテイターは自分の影響力があまり分っていないかも知れないが、たとえ視聴率が悪くても数百万人が観ていることを忘れてはならない。テレビの影響力は思いの外強いのだ。後になって、「実は安全ではなかった」と判明してから謝って済む問題ではない。チェルノブイリの教訓を忘れてはならない。あの時、政府の安全基準を信じて被災地に残ったり、産物を身体に入れた子供達の多くが白血病になり今も苦しんでいる。

 子孫に影響のない中高年者は別にして、若い世代には最大限の配慮が必要だ。だから、むやみやたらと安全性を強調するのは慎むべきだ。

 「食の安全」を謳(うた)いながらその産地で獲れたものを食べるのは、菅直人“かいわれ大根厚生大臣”の専売特許だが、影響力がある人が課せられた役割は、「頑張れ頑張れ」の大合唱をあおる事ではなく、まずはどうやって食の安全を担保するかに全力を注ぐことだ。そして、これから被災地をどう支えていくかのシステム作りに頭と身体を使うべきだ。こういう難局に直面すると、日本人は精神論に頼りがちだが、今こそ持てる力を結集して冷静にシステムの再構築を図る時である。

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
原発と外国人参政権問題2(補足とコメント議論)
上記2つ3つの画像をクリックすると当ブログの内容がより多くの人に伝わります。 2010年(平成22年)の技能五輪↓ 映像は↓のch1から4よりどうぞ。 http://ginougorin.jp/  東日本の方はなるべく電力使用量の少ない時間帯にご覧ください。
  • 東京のばかやろーブログ
  • 2011/04/07 12:51 PM
calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728    
<< February 2017 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM