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国の顔が変わる訳

 「日本の首相はなぜこんなに変わるのか」

 これは、日本人ならずとも外国から見ても不思議に思われることだ。

 もちろん、首相選出から辞任劇の終章まで様々な要因が複雑に絡んだ上で、最終決断に至ることは否定できないが、ひと言で言えば、「参議院に力を持たせすぎているから」というのがその答えだ。

 議会制のお手本としてきた英国議会は、上院(貴族院)と下院(庶民院)があり、選挙によって選ばれる下院と、爵位を持つ者に資格が限られる貴族院に分かれる。

 貴族院議員の任期は終身制で、定数はない(2011年現在792議席)。議員に求められるのは、下院に対して大所高所から助言を与え、時に審議の再考を促す役割である。

 貴族院は世襲貴族だけでなく、首相、議会議長、最高裁判事経験者などがなる一代貴族も籍を置く事ができ、「世界で最も優れたスピーチを聞くことができる。見識の高い議論が交わされる」議会と表現する者がいるほどだ。が、その一方で、「鼻持ちなら無い上流階級集団。階級社会の象徴」との指摘も増えており、ここ数年で制度改革の動きが有る。

 しかしながら、ここから日本は、立法の府としての衆議院と良識の府である参議院の役割を今一度見直すことができるのではなかろうか。「ねじれ国会」が生じるたびに「国の顔」が変わる今のあり方はどうしても変える必要がある。

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