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【田舎暮らし通信 狩り】

  今朝、猟師のNさんから「ちょっと遊んでおくれる?」と電話。
 
 猟に行くお誘いに違いないと、服装を整えて待った。狩猟シーズンは明後日で終わり。恐らく今日が最後の機会になる。
 
 昨夜降った雪は山のところどころに残っていて、時折り吹く風が木を揺らすと、雪が落ちてくる。倒木や太い枝が落ちてきて怪我をする危険性もあるから視界を上方にも配る必要がある。
 
 Nさんは、高齢化する猟師の中でも“若手”。IT技術も駆使。GPSや無線を猟犬につけて狩をする。私も猟犬と同じ“武装”をして臨んだ。

 準備を終えると、軽トラの檻から2匹の犬を放ち、私達も山に入り込んで様子を伺った。

  しばらくすると、「鹿を追いかけてますね。こっちに向かってます」
  Nさんは、GPSを見ながらつぶやいた。優秀な犬は主人の方に獲物を追い込むのだ。
 
「もうじき来ますよ」と言った途端、30m位前に白い毛を尻に生やした可愛い鹿が現れた。
 
 でも、Nさんは銃を構えることもなく、鹿を見逃した。
 
「2歳のメスだね」
 
 前から彼の狩猟に対する信念を聞いている私は、銃口を向けなかったことに納得、笑顔で納得の意思表示をした。

 その後、犬達は獲物を追い掛け回し(時には、3キロ以上離れた処まで遠征)たが、「主人」の前に追い込むことはできなかった。
 
 結果、今日の収穫物はなし。

「何も獲れんで悪かったね」と言われたが、そんなことで気分が悪くなるはずがない。厳しい自然の中を動き回った爽やかさと心地良い疲れが充実感をもたらしてくれた。
 

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