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福1を伝え続ける中日新聞

   

 報道の責任が問われる中、中日(東京)新聞は2年前から脱原発の姿勢を崩さず、今も定期的に福1の状況を第二面でスペイスを割き、写真の様な図解を付けて分かりやすく説明する。

 福1については、全国紙は大分前に定期的に取り上げなくなり、今では忘れた頃に現状報告をする程度だ。その言い訳は、「変化がないから伝えることがない」。

 だがそうだろうか。たとえ大きな変化がなくとも、定期的に伝え続けることによって読者に「まだ終息(収束)していない」との意識を維持させることができるのではないか。

 「考え続けることの辛さ」から被災地以外の住民は、フクシマから目を背けようとする傾向に陥りがちだ。それを助長しているのが、「メディアが伝えないこと」だと私は考える。

 読者が読もうが読むまいが、必要なことを伝え続けるのが言論機関のあり方ではないか。中日(東京)新聞の報道姿勢は、その点から言えば、本来の「新聞」のあり方に忠実だ。朝日新聞は、震災後数ヶ月して報道部に大きな異変が起き「脱原発」に大きく傾いたが、その後「原発推進したいのか」と思えるような記事があったりしてブレが目立つ。

 中日新聞は東京新聞を入れると300万超の購読者を持ち、東海地方では新聞の代名詞の様な存在感がある。精読する読者が多いと言われる新聞でもある。それだけに、この地域の住民の原発に対する考え方は、首都圏のものとは明らかに違う。

 昨日名古屋であったフォーラムでもマスコミへの批判がパネラーからも参加者からも続出したが、在京メディアも中日新聞の報道姿勢を見習って「本質」に向き合った報道をしていかないと、やがては総すかんを食うことも有り得る。


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