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朝日よ、報道の品格を保て

 国のエネルギー基本計画を検討する経産相の諮問機関の「総合資源エネルギー調査会総合部会」は、「知識人会議」のメンバーから民主党政権下で選ばれた脱原発派の大半を外し、容認派を起用した。

 政権が変わり、原発容認派の安倍晋三氏が首相になった時点で、そうなることは容易に想像できただけに、議会制民主主義だ、忸怩たるものがあってもひとまずはこの現実を受け入れねばなるまい。もちろん、だからといって原発を容認しようという意味ではない。

 ここで私が着目して問題にするのは、それを伝えるマスコミの姿勢だ。

 朝日と中日の報道の仕方を比べてみた。

 写真は3月2日付の両紙の一面である。「許せない。大事(おおごと)だ!」と伝える中日に対して、朝日はたった1行で記事(4面)の紹介にとどめている。読者に与える印象の差は一目瞭然だ。

 だが、内容はどうかとよく読むと、両紙の記事の内容も長さもほぼ同じだ。

 ということは、よくある話だが、現場で取材をして記事を書いた記者ではなく、紙面作りをする担当者に問題があると言わざるを得ない。

 朝日は原発事故から数ヶ月して編集方針が大きく「脱原発」に振れた。なのにその後もこのように「本当に脱原発なのか?」と首を傾げるような記事があったり、紙面作りがされている。言論機関としての役割を分かっているのかと問いたい。

 「不偏不党」等といつまでも訳の分からないことを言っているから、このようにぶれるのだ。

 人が、言論機関が様々な見方をするのは当然のこと。異論や反論があるのが正常な社会だ。肝腎なのは、オピニオン・リーダーは決してぶれないということ。言論機関が時の空気に流されてぶれていたのでは、その存在価値はなくなる。

 朝日新聞には、報道の品格を保てと苦言を呈しておく。

 

 

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  • 2013/03/05 12:37 AM
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