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小澤征爾さんの復活

憧れの「Seiji Ozawa」であった。

 私は小澤さんに憧れていたからといって音楽を本格的に勉強したわけでもなければ、クラッシックの世界を目指していたわけでもない。中学生だった私が出会った「ボクの音楽武者修行」という小澤さんの体験記に刺激を受けたり、N響を指揮する姿が余りにカッコ良く、ふざけて真似をしていただけのことだ。

 小澤さんは23歳の時、貨物船にスクーターと共に乗り込み渡仏。そこからギターを背にヨーロッパを「音楽武者修行」。各地の音楽コンクールで優勝をかっさらい、2年後にはニューヨーク・フィル副指揮者に就任した。同年、N響の指揮者として「故郷に錦を飾った」という快挙は、当時驚きをもって迎えられた。それからの小澤さんの活躍は、皆さん御存知の通りだ。

 その小澤さんが番組の中で仰られていた言葉の中で特に印象的だったのは、「今は、情報社会で居ながらにして情報が入ってくる」「僕らの頃は情報がなかったから自分から掴み取りにいかねばならなかった」という趣旨の指摘。そしてさらに、「海外に飛び出る勇気」を強調されていた。

 最近の傾向として、海外に出たがらずに内向きな人生を選択する若者が多いことは確かだ。特に、それは男性に顕著である。これは、高度IT社会の大きな弊害の一つとも言える。

 この番組を観て、多くの若者が小澤さんに触発され、そして行動に移すことを願って止まない。私も小澤さんと同じ年齢で英国に渡って約3年間、多くを見聞して来ることができた。それがなければ、「今の自分」はないと思っている。

 最後に附記しておくが、先日別の番組で拝見した作曲家の冨田勲さん同様、憧れ続けてきた人がいくつになっても輝いている姿は、見ていて本当に嬉しいものだ。ありがとう、小澤さん!

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